「冬でも暖かく!」今日から実践できる節約術
冬になると、寒さ対策のために暖房設備を使用している方が多いと思います。
暖房を使用することで快適には過ごせますが、電気代が気になってしまいますよね。
「でも、節約のために寒い思いをするのは嫌!」「節約はしたいけど面倒くさい・・・」
多くの方がこのように思っているのではないでしょうか。
そこで、今回の記事では
「無理なく」「暖かく」「簡単に」
冬の電気代を節約する方法をまとめてみました。
◆ 家の工夫をしてみよう ◆
1. 太陽光を室内に取り入れる
自然の力を利用して家を暖める方法は、エネルギーコストを抑えつつ、快適な室温を保つのに役立ちます。
太陽の光は自然で最も強力な暖房源の一つです。
日中は、直接日光が入る窓を開けて太陽の光と熱を取り入れ、夕方になったら窓を閉めて熱を室内に閉じ込めましょう。
また、家の断熱性を高めることで、一度室内に溜まった暖かさを逃がさないようにすることも重要です。
2. 防寒カーテンを取り付ける
窓からの冷気を防ぐには、遮熱カーテンや断熱シートが有効です。
カーテンの下からも冷気が入ってくるので、床まで届く厚手のカーテンにすることで暖房効率が高まります。
3. 床にカーペットやラグを敷く
床にカーペットやラグを敷くと、足元の冷えを感じにくくなります。
高価なものを用意する必要はなく、100均で買えるアルミシートやコルクマットなどで大丈夫です。
もしカーペットなどがあれば、これらの上に敷くことでさらに冷気を防ぐことができますね。
4. 断熱シートを窓や壁に貼る
窓からの冷気は、室内の温度を大きく下げる原因の一つです。
窓と窓枠に、バブルシート(プチプチ)やアルミ断熱シートを貼ることで窓からの冷気を防ぐことが出来ます。
これらの材料は100均でも売っていますので比較的安価で入手でき、自分で簡単に設置することができます。
5. 気密性を高める
家の隙間や不必要な通気口は、冷たい空気が入り込む原因となります。
玄関や部屋のドアの下など、冷気が入りやすい隙間に「すきまテープ」を貼って部屋の密閉度をアップして冷気を遮断しましょう。
◆ ライフスタイルを工夫しよう ◆
1. 体を内側から暖める
冬場に体を温めるためには、食事と栄養が非常に重要です。
温かいスープや鍋、体を温める食材などを積極的に取り入れましょう。
体を温める食材をいくつかご紹介します。
野 菜:生姜・ニンジン・カボチャ・玉ねぎ
肉・魚:牛肉・鶏肉・まぐろ・さば
調味料:味噌・醤油・黒砂糖・唐辛子
上記以外にもたくさんあるので、ぜひ調べてみてください。
2. 体のまわりを温めよう
部屋全体を温めるより電気毛布や湯たんぽを使用して、体の周りを温めましょう。
湯たんぽは、お湯を使用するものだけではなく、充電式のものやレンジを使用するものなどがあります。
首やお腹、背中など、血管が太い場所や温まりやすいポイントにカイロを貼るのもおすすめです。
カイロを使用する際は、使用上の注意を守り安全に使用しましょう。
3. 服装で暖をとる
重ね着をすることで体の熱を逃がさず暖かく過ごすことができます。
ただ重ねるのではなく、素材選びや着る順番によってより効果的に暖かさを実感できることができます。
例えば、肌に直接触れるインナーには保温性の高い素材を選び、その上から通気性の良い服を着ることで、体温を適切に調節できます。
足も素足でいると部屋の冷気を感じやすくなるので、暖かい靴下やルームシューズなどで対策しましょう。
4. 3つの首を暖める
「首」「手首」「足首」の3箇所を暖めましょう。
この3箇所は動脈が皮膚の近くにあるので寒さを感じやすいので、ここを暖めることで身体が冷えるのを防ぐことができます。
5. 体を動かす
じっとしていると体が冷えやすいので、軽いストレッチや掃除などで体を動かすのも◎
お子さんがいるご家庭でしたら、体を動かすゲームなどもいいかもしれませんね。
◆ 家電を上手に使おう ◆
1. 暖気を循環させる
サーキュレーター、シーリングファンなどを使用して、室内の空気を循環させましょう。
普通に暖房をつけると部屋の上の方から先に温まり、座っている場所まで温まるまで時間がかかります。
上にいってしまった空気を回すことで、早く部屋が暖まります。
扇風機があればそれでももちろん構いません。
2. 加湿器などを使って湿度を上げる。
湿度を保つために、加湿器は効果的な手段です。
適切な湿度40〜60%を維持することで、体感温度も上がります。
洗濯物の室内干しや観葉植物の配置も自然な加湿手段として有効です。
3. エアコンを効率的に使おう
まずエアコンのフィルターを定期的に掃除しましょう。
フィルターが詰まると暖房効率が悪くなり、余計な電気代がかかります。
次にエアコンの温度設定を見直してみましょう。
冬の快適な室温はリビングでは20~22℃、寝室では16~19℃が理想的とされています。
室温を20℃で設定し、ここまでご紹介した方法を実践していくことで電気代を抑えていくことができます。
エアコンをつけっぱなしにせず、就寝時や外出時はタイマーや省エネモードを活用しましょう。
エアコンの温風が苦手な人はオイルヒーターやパネルヒーターをうまく活用するのもいいですね。
◆ まとめ ◆
この記事では、暖房にかかる電気代をなるべく抑えながら冬でも快適に過ごすための対策をご紹介しました。
一度にすべての対策をしなくても、できることから実践してみてはいかがでしょうか。
低予算で実践できるものや、食事や服装など普段の生活に取り入れられるものから始めてみるといいですね。